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521 名前:バットエンド ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 04 34 ID UXgvR0Iw 「はっ・・・はっ・・・はっ・・・!」 暗い、もう日もとっぷりと暮れた時間の夜道をひた走る。 追いかけているのはオレなのに、逆に追い詰められているような、逃げ出したくなるような不安を感じるのは何故だろう。 おかしい。 そう思い始めたのは、いつだっただろうか。 家の妹はちょっとブラコンの度がひどいんじゃないかと心配し始めた時か? 押入れの奥のエロ本に、買った覚えの無いものが混ざっているのに疑問を覚えた時か? 部屋にある、誰にも盗られるはずのない私物がなくなり出したのに気付いた時か? 妹の手料理に奇妙な味を感じ始めた時か? 洗濯籠に放り込んだオレの下着を、妹が異様な表情で手にしているのを目撃した時か? 夜中にふと目が覚めて、いつものように隣に潜り込んでいる妹の両手と太ももでホールドされた手の指先に湿り気を感じた時か? そこそこ良い感じになっていたクラスメイトが、ある日突然、怯えるようにオレを避けだした時か? その直後に、妹が何かとオレの女性関係に文句を付け出した時か? こんなオレに告白してくれた女が、その日のうちに事故に遭った時か? 少しずつ、だけど着実に、行く先々でまるでオレを監視しているかのように妹の姿を見かけるようになった時か? 熱を出した妹の看病中に怖いくらい真剣に、何処にも行かずにずっと傍に居て欲しいと言われた時か? 久し振りに再開した幼馴染に酔った勢いで帰り際にキスされて、 その跡を見つけた妹が隙を突いてオレに手錠をかけ、呆然とするオレに恐ろしい表情で尋問を開始した時か? そのことをアイツに話したら兄離れさせるべきだと言われ、 色々と実行してみたら妹に絶望したような顔で嫌いにならないでと土下座で懇願された時か? 数日後に上がらなかった成果を言いにアイツを訪れたら、 その日の晩に妹が裸で部屋に来てオレを押し倒しながら好きだと告げた時か? あまりに唐突な妹の行動に怖くなり、家を飛び出した時か? それとも。 家を飛び出した先で会ったアイツに部屋に上げてもらい、 今までの時間や距離や妹の妨害を越えてようやくアイツと結ばれて帰ったら、 泣きながらオレに抱きついた妹が凍りついた後によく分からないことを呟いて金属バット片手に飛び出した時か? 分からない。 オレが何時、何処で、何を、どう間違えたのか。 ただ。 オレに理解できるのは、アイツが危ないと言うこと。妹を止めないといけないということ。 だから、駆けた。 訳の分からない感情に突き動かされて、全身汗だくで足が動いてるのかどうか分からなくなるまで走った。 そして。 522 名前:バットエンド ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 05 26 ID UXgvR0Iw オレは間に合わなかった。 互いの昔を良く知る、だけど幼い日の別れが生んでしまった空白は大きくて、それを埋めるように惹かれ合っていた幼馴染同士。 その片割れが、転がっている。 越してきたばかりで、住み始めて一月と経っていない住居のドアが開いていた。 多分、アイツが自分で開けたんだろう。 今アイツの横に立っている妹を出迎えるために。 血に濡れた金属バット片手に心底愉快そうな笑みを浮べている妹を、迎えるために。 撲殺。 おそらくは金属製のそれが歪むまで何度も何度も打たれたのだろうアイツは、 もう昔の思い出のように遠い場所へ行ってしまった。 玄関に転がるそれに、原型は無い。特に念入りに打たれたらしい箇所は、既に顔の形をしていなかった。 オレの中で、何かの糸が切れた。 膝が折れ、地に手をつく。 「────────」 何か叫び声のようなものが遠くで聞こえる気がして、それが自分の声だと気付くのにしばらくかかった。 同時に、地に付いた手に影がかかる。 「あはっ♪ お兄ちゃん来てくれてたんだ。嬉しいけど、ちょっと残念かな? あの害虫が泣き叫んでのたうち回るイイ所を見せてあげられなくて。 でも私、お兄ちゃんがあのクソ虫に犯されたって思うと、もう我慢できなくて。 つい一秒でも早くアレの呼吸を止めたくて頑張り過ぎちゃったよ。 使ったのがこれだったから、思いっ切りやった割には駆除に手間取ったけど。 跳ねたり痙攣しなくなっても生きてたし。本当、ゴキブリといい勝負だよね。 汚いし、生きてる価値なんてちっともないのにしぶとさだけはあるんだもんね」 見上げた先に、妹が立っていた。 笑っている。楽しそうに、嬉しそうに。 「でもお兄ちゃん。あの虫はいなくなったから、もう安心だよ? クソ生意気にもお兄ちゃんのせーえきを搾り取った場所は念入りに壊したから、万が一にも幼虫なんて産まれないし。 あーよかった! 半分はお兄ちゃんの子供と言っても、あんな寄生虫みたいなのがぼこぼこ産まれる何て気持ち悪いしね。 ね、お兄ちゃんもこれで安心して私の傍に居られるよね?」 「・・・・・・ああ。そうだな」 そこにいるのが何なのか、もうオレには半ば分からなかった。 オレの知る妹ではないと思うし、だがやはりオレの妹のような気もする。曖昧だ。 見えるものも聞こえるものも、どこかぼやけている。 正常に頭に入ってこない。言葉も思考も何もかも、正常に頭から出て行かない。 「良かった! お兄ちゃんの役に立てて。あ、でもね? 今度のことで、私思ったの。お兄ちゃん、聞いてくれないかな?」 「・・・なん、だ?」 全身に力が入らないのに、ピリピリと指先から全身に痺れが広がっていく。 濁った視界が、眼球の端の方から黒く染まり始めていた。 何かがおかしいのは理解できるが、何もおかしいと思えない。 523 名前:バットエンド ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2007/05/14(月) 14 06 50 ID UXgvR0Iw 「お兄ちゃんと私が本当に結ばれるには、こうするしかないと思うの」 視界が揺れた。 触覚ではなく、視覚で体が横に倒れたことを捉える。 痺れた全身で、側頭部だけがひどく熱い。 目を下に向けると、妹がさっきまで杖のように地面を突いていた金属バットがなかった。 「私はお兄ちゃんを大好きだし、お兄ちゃんが私を大好きなのも知ってるけど、ね? やっぱり、アレみたいなお邪魔虫はどこにでもいるから。 私がどれだけお兄ちゃんの傍で頑張っても、 誘蛾灯に集るみたいにお兄ちゃんに寄って来る羽虫は必ず居ると思うの。 万が一にでも、またアレみたいなのにお兄ちゃんが犯されるのは嫌だし。 お兄ちゃんも、一度でも私に悪い虫がつくのは嫌でしょう? だからね。このまま、出来るだけ綺麗なうちにお兄ちゃんを殺して、私も死のうかなって。 いい考えだと思わない? お兄ちゃん。」 「・・・・・・」 段々と、視界が黒く、暗くなる。 奇妙な痺れもなくなって、まるで全身が無くなったように何も感じない。 口が動いたのか、何か声が出たのかも分からない。 「そうだよねっ! うん。じゃあ出来るだけ早く、痛くないようにやるから。 大丈夫。私もすぐお兄ちゃんの後を追うからね。 ないと思うけど、さっき殺したアレが地獄から這い上がってお兄ちゃんを追ってくるかもしれないし。 あははっ。 私はどうやって死のうかな・・・・・・そうだ! お兄ちゃんが死んだ後に舌を噛んで、それでキスしながら死ぬのってどうかな? 舌を噛み切ったらでぃーぷなのは無理そうだけど、お兄ちゃんの体に折り重なってお兄ちゃんと両手の指を絡めて、 私の血と唾液をお兄ちゃんの中に流し込みながら死ぬの。 あはっ! 我ながらいい考え。そうしよっと・・・・・・考えただけで濡れてきちゃう」 妹の声も小さくなってきた。今はもう、微かな視界と何処かに遠ざかるような感覚だけがある。 アイツのように僕もココからいなくなるのだろう。 妹の手によって。 「うふふ────気持ちいい。あは、あははっ! あははははははははっ! あははははははははははっはははあはははははははははははははははは────じゃあまたね、お兄ちゃん」 見上げる。 真っ黒になる視界の中、最後に見たもの。 それは、血に濡れ光る金属バットだった。 バット ルートA キモウト 撲殺エンド 選択肢 A『ああ、愛してるよ』 B『いや、兄妹でその表現はおかしいだろ』 に戻りますか? → 『はい、キモウトに会いに逝ってきます』 or 『いいえ、キモ姉を探しに旅立ちます』 続かない。 むしろ続けて下さい。
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▼下へジャンプ 【安全祈願】姉の下着盗んでたのがパレた避難所【合格祈願】 82 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/05 19 55 38 ID 1GruzSaA ぬぉぉぉぉぉ!!明日だ明日だ明日だぁぁぁァ!!!!!! ハアハアハア・・・・ 83 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 07/02/05 20 10 57 ID ZvjrsFLd しかし、ホントに唐突にスレストするよな 85 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/05 20 39 09 ID 1GruzSaA 83 それもいつも俺が来た時にだよw 86 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 07/02/05 20 40 41 ID ZvjrsFLd 85 変態だからなwww 87 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/05 20 45 49 ID 1GruzSaA 86 おっ、仲間www ああ試験マジ緊張するwwww参考書とか読んでられねえwwwww 88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 07/02/05 20 49 02 ID WKDocg6B 大学の勉強 特にしなかったな… 緊張しても仕方ない がんばれwww 89 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/05 20 56 30 ID 1GruzSaA 88 さんきゅーwww おっぱいでも吸って落ち着くか 90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 07/02/05 21 00 16 ID WKDocg6B ちょwww落ち着き方がおかしいじゃないかwww 91 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 07/02/05 21 01 52 ID baKcIGwd 89 そんなことしてたらダメじゃんw 92 騎士 ◆eW40codo.c sage 07/02/05 21 02 45 ID m+F7kwV+ 89 落ち着き方違うだろwwww せめて揉んでこい 412 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/06 20 54 03 ID Qdbsn6tS ふ、ふっふっふ・・・ ギャッハハハハハッ!!!!第2志望合格確実だな!! 413 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 07/02/06 20 59 35 ID A+lpZwo3 412 おめでとうぅぅ 415 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/06 21 02 04 ID Qdbsn6tS 発表はまだだけどw 問題は第1志望の国公立だな 744 勃妃 ◆yo4NRGIiFE 07/02/08 06 54 43 ID YSd/S8OC 743 パンパンパーン ∧_∧ ∩ ㌧!㌧!㌧!! ( ・∀・)彡☆ ⊂彡☆))Д´) ニンチン ☆ 746 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/08 07 41 32 ID iwlRtGRy 744 ボクも叩いて~ 747 勇者王F.F.M ◆GGGcLs7FFM 07/02/08 07 43 48 ID TYov76Ib 746 変態!変態! 748 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/08 07 46 27 ID iwlRtGRy * + 巛 ヽ 〒 ! + 。 + 。 * 。 + 。 | | * + / / イヤッッホォォォオオォオウ! ∧_∧ / / (´∀` / / + 。 + 。 * 。 ,- f / ュヘ | * + 。 + 。 + 。 〈_} ) | / ! + 。 + + * ./ ,ヘ | ガタン ||| j / | | ||| ―――――――――――― 749 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 07/02/08 07 46 51 ID CwD7XHoK 何だこの流れqqqqqqqqqqqq 750 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/08 07 49 33 ID iwlRtGRy 749 IDがホーケイだwwwwww 751 勃妃 ◆yo4NRGIiFE 07/02/08 07 57 56 ID YSd/S8OC パンパンパーン ∧_∧ ∩ ㌧!㌧!㌧!! ( ・∀・)彡☆ ⊂彡☆))Д´) 746 ☆ 756 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/08 08 07 10 ID iwlRtGRy 751 うはははあーwwwもっともっともっとぉーwww 759 勃妃 ◆yo4NRGIiFE 07/02/08 08 09 23 ID YSd/S8OC 756 あたまだいじょぶ?w 761 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/08 08 51 01 ID iwlRtGRy 759 結衣姉ちゃんと同じ事言う・・ 809 騎士 ◆eW40codo.c sage 07/02/08 20 26 29 ID VysYNyTu いやーねー 普通のナース服姿ならその辺の病院に居るよね? 姉ちゃんはミニのナース服姿だったから我慢できなかったんだYO! あの姿はまだまだ欲情できる気が・・・w 812 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/02/08 21 01 43 ID iwlRtGRy 809 ミニのナースぅぅぅうっ!!!(;´Д`)ハアハア・・ それ着せてやりてぇぇぇ!!! 813 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 07/02/08 21 07 48 ID 6fMEYfos 変態きた 814 勃妃 ◆yo4NRGIiFE 最後はやめときなww 07/02/08 21 08 13 ID YSd/S8OC 812 変態乙… INDEX 変態劇場-インデックス PREV 変態劇場-019 NEXT 変態劇場-021 ▲上へジャンプ
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憂「そそそそそそ、そんなわけ無いよお姉ちゃん!」 憂「私はいつだってお姉ちゃんが一番なんだから!!」 唯「もう……憂ったら////」 憂「はっ!?」 憂「私ったら何を////」 唯「私も二股なんて酷い事言っちゃってごめんね、やっぱり私には憂がいてくれなきゃダメなんだって気づいたよ」 唯「澪ちゃんには明日ちゃんとお断りするよ」 唯「よくよく思い出してみれば、昨日ホッチキスした時もなんだか澪ちゃんったら心ここにあらずって感じだったし」 唯「きっと興味本位のホッチキスだったんだろうな~。だから友達に戻るのも簡単だよね」 憂(お姉ちゃんってたま~に鋭いんだよね) 憂「そうだよ。女の子同士ってのはありえないよ。気持ち悪いよ」 憂(もし澪さんが私の事を好きだってお姉ちゃんが知ったらややこしくなっちゃうから なんとしてもお姉ちゃんから澪さんを離さないと) 唯(姉妹も女の子同士に含まれるよね……しかももっと危険なカテゴリーに分類される気がするのは私だけ?) 憂「お姉ちゃん~お風呂沸いたよ~」 唯「あ~い」 憂「さてと……澪さんにメール送らなきゃ」 憂「昨日みたいにお姉ちゃんの携帯を使って」 憂「でもなんて送ればいいんだろう……?」 憂「『私は憂ことが一番好きだから澪ちゃんの期待に応えられそうにないよ。だからごめんなさい』こんな感じかな」 憂「『あと軽音部のみんなには恥ずかしいからこの事は内緒にしてようね』 これできっと明日の部活中には話題にならないはずだよね」 憂「送信……っと」 ブ~ブ~ 憂「うわっ!?返信はやっ!!」 憂「なになに?『分かったよ。実は唯に黙っていた事があるからみんなが帰ったあとまた話をしたいんだ。部室で待ってるぞ』」 憂「黙ってた事って私の事が好きってことだよね……」 憂「『じゃあ今日と同じ時間に部室に行くね』っと」 …… 澪「ふふっ。さすがの憂ちゃんも頭がこんがらがってるようだな」 澪「今日部室にきた唯が本物なら、私が憂ちゃんの事が好きだっていうのはもう知ってるんだ からわざわざ断りのメールなんてよこさないはずだ」 澪「明日が楽しみだな」 ──翌日 澪「やあ。唯待ってたよ」 変装唯「うん。ごめんね。今日も残ってもらっちゃって」 澪「何言ってるんだよ。今日残るように頼んだのは私だぞ」 変装唯「そ、そっか。そうだったよね(あせるな私)」 澪「まぁ、唯らしいけど」 変装唯「あの……それで話っていうのは……」 澪「ん?そうそう。昨日私は憂ちゃんのことが好きだって唯に伝えたのに なんで昨日の夜、丁寧にお断りのメールくれたのかなって思ってさ」 変装唯「はっ!?しまっ……あ、あはははは……」 変装唯「私ってさ、忘れっぽいから。あはははは……」 澪「そんな事だろうとは思ったよ」 澪「で、その話、昨日憂ちゃんにはしたのか?」 変装唯「してないよ。だって私が憂のことを世界で一番愛してるんだもん」 澪「そっか……どうやら私の思いは永遠に憂ちゃんには伝わりそうもないな……」 変装唯(み、澪さん……) 澪「カレー……」 変装唯「えっ?」 澪「いつだったか唯んちに泊まらせてもらった時、憂ちゃんが夕食にカレー作ってくれたろ?」 変装唯「う、うん」 澪「甘くて……正直あまり好みじゃなかったんだ。でもそのカレーは唯への愛情に満ち溢れていた」 澪「だからその愛情を私にも向けて欲しくて、がんばっておかわりしたんだ」 澪「カレーのちライスの歌詞もそんな気持ちの現れだったんだ」 変装唯「そうなんだ」 澪「甘いカレーだけじゃなくてピリリとスパイスの効いたカレーを憂ちゃんに作ってほしかったんだ。私のために」 澪「カレーちょっぴり。これは唯に対する憂ちゃんの気持ちがそうであればいいって願望だ」 澪「ライスたっぷり。こっちはラ憂スたっぷり、って駄洒落になってる」 変装唯「・・・・・」 澪「だから……ひと時の思い出でいいから」 澪「憂ちゃん。私に抱かれてくれないか?」 変装唯「へっ!?わ、私唯だよ!!」 澪「もうバレバレだぞ。昨日から」 憂「そ、そんな……」 澪「好きな人を見間違える訳ないじゃないか」 憂(澪さんって……こんなに大胆だったっけ) 澪「さぁ、いつもみたいにポニーテールにしてくれないか?」 憂「だ、ダメです!!女の子同士なんて私!!」 澪「最初はね……きっとみんなそう言うんだよ」 ちゅっ 憂「むぐっ……!?(こんな無理やりなんて!?)」 澪「そんないけない気持ちも何もかも私のホッチキスで綴じちゃうんだから」 憂「み、澪さん(だめ……流されちゃう)」 澪「憂ちゃんはもともとからその素養があったんだよ。お姉ちゃんのこと大好きなんだろ?」 憂「そ、そうです!!私にはお姉ちゃんがいるんです!!」 澪「今日くらいは唯のこと忘れたっていいんじゃないか」 憂「いやっ……首筋に舌を這わさないでください」 澪「そんなこと言っても憂ちゃんのココはもうトロトロ時間だぞ」 クチュ クチュ 憂「っ!?/////」 澪「いつも頼りにされてるばかりじゃ疲れるだろ?」 澪「たまには甘えられるような時間も必要だと思うんだ」 澪「憂ちゃんが甘えられる時間を私が用意してあげるよ」 憂「澪さん……私……」 澪「こんな時間に部室に入ってくるような人はいないよ」 憂「本当……ですか……」 澪「んん?もう抵抗しないんだな?」 憂「み、澪さんのいじわるっ////」 澪「ふふっ。たっぷりと可愛がってあげるよ」 憂(お願い。だれも入ってこないで!!) ガチャ 憂「!?」 唯「憂!!何してるの!!」 憂「お、お姉ちゃん!?」 澪「ふふっ。やっときたか唯」 憂「ど、どういう事なんですか!?澪さん!」 唯「それは私のセリフだよ憂」 唯「自分は女の子同士なんて不潔だって言っておきながら、まさかこんなことしてるなんて」わなわな 憂「ち、違うのお姉ちゃn……」 澪「違わないぞ。唯」 憂「!?」 澪「ほら、憂ちゃんのココ。見てごらん」 唯「憂のアソコはグッチョリスだ!!」 憂「いやっ!!お姉ちゃん見ないでっ!!」 澪「これで分かっただろ?」 唯「……そんな」 澪「ふふ…憂ちゃんはかわいいな…」くちゅ… 憂「…ぅん!」ビク 唯「あ…あ……憂…澪ちゃん…」パクパク 澪(うわあ、あの唯の泣きそうな顔!たまんないよ!) 憂「も…やめてくださッ」 澪「指入れるよ」ちゅく… 唯「澪ちゃん!」 澪「ほら憂ちゃん、さっきから唯が見てるよ」 憂「!!」ぶるる 澪「あはは、お姉ちゃんに見られてると思うと感じちゃう?」 澪「そんなに締め付けると指が痛いよ」 憂「ちが…ちがいます!////」 唯「もうやめて!二人とも酷いよ!」 唯「こんなの変だよ!二人とも女の子でしょ!?」 憂「お姉ちゃん…」 澪「何言ってるんだよ、昨日の唯だってノリノリだったじゃない」 唯「それは…」 澪「ふふ…唯、こっちきて」 唯「え?」 憂「!」ドキッ 澪「そんなとこで見てるだけでいいの?」 唯「な、何言ってるの!?」 憂「だめです…そんなの…」 澪「いいよ、こないなら二人で楽しむからさ…ちゅ…」 憂(またキス?!これだめぇ////) 澪「憂ちゃんは素直でいい子だな」ナデナデ 憂「はぅ…////」 唯「だめ!澪ちゃんばかりずるい!」 憂「お姉ちゃん!?」 唯「憂は私の物なんだから!」だきっ 憂「あ…////」 澪「うーん…唯は私のものだから」 唯「ええ!?」 澪「唯の物である憂ちゃんも私の物と言う事だね」 唯「勝手に決めないでよ!」 澪「唯は嫌…?」 唯「え…うーん…それならいいのかなぁ…」 憂「よくありません!////」 終わり 律澪編
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単なるプログレに収まらない物を世は変態と呼ぶ 常人には理解し難いが好む好き者も確かにいるってことです IWRESTLEDABEARONCE UNEXPECT HEAVYMETALKNEESOCKS ELECTROCUTION250 cranial incisored behold... the arctopus Car Bomb Help she can t swim あぶらだこ だれかふやせってまじ
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シスコンvsロリコン これは・・平和なはずの泉家の食卓で起きた出来事である・・ シン・こなた・ゆたか・そうじろう。 この4人が一緒にご飯を食べてるにも関わらず、そこに流れる空気は非情に重々しかった。 なぜかと言うと、それはそうじろうが普段あまりしないようなシリアスな表情を浮かべていたからであるが・・ 不意に、そのそうじろうがシンに向けて話かけた。 そうじろう「シン・・。一つ話があるんだが・・いいか?」 シン「何です・・??飯時なんですから、下品な話は却下ですよ。それと、できるだけ手短にお願いします」 そうじろうの話に、シンもどこかケンカ腰で応じた。それが余計に空気を悪くさせる。 そうじろう「そこは心配ないぞ。なにせ、一言で終わるからな・・」 シン「・・・だったら、早く言ってくれます・・?」 そうじろう「うむ。では・・単刀直入に言う。シン・・ こ の 家 に 男 は 二 人 も い ら な い と思うんだが、おまえはどう思う・・?」 シン「・・・・・・・・・・・!!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ これが戦いの発端である。 シンとそうじろう、両者の間で激しい火花が散る。 シン「・・オレも常々、そうじろうさん・・アンタを邪魔に思ってましたよ。俺がゆたかとスキンシップしてるのを アンタは・・アンタはことごとくジャマしやがって・・ッ!!!」 シンの握った拳がわなわなと震える。あまりに強く握っているのか、その拳からは血が滴り落ちていた。 そうじろう「・・ふん、あのワイセツ行為がスキンシップだと・・!?片腹痛いわ!ゆーちゃんがイヤがってるのがわからんのか?」 シン「何を言うんです!ゆたかは別にイヤがってなんていませんよ・・・。なぁ・・ゆたか?」 ゆたか「・・え・・えええッ??・・は・・はひ・・!」 はい、とは答えたものの・・ゆたかの表情が明らかに曇っているのは想像に難くないであろう。 そうじろう「・・まぁ、それはいい。それとは別に、オレにもオマエを邪魔だと思う・・理由がある。 オレの長年の夢は、この家で男一人・・女の子複数でハーレム生活を送るというものでな。 しかも女の子は小さい子限定という条件付きで・・。 この夢はゆーちゃんが我が家にきたことで、まさに現実になろうとしているわけだが・・・邪魔者がいるんだよ・・。 そう、今オレの目の前にいる・・おまえという害虫が・・!! だからシン、おまえには消えてもらうしかないんだ。泉家ハーレム計画のためにも・・!」 すると、そうじろうの夢を聞いたシンが・・邪悪な笑みを浮かべてこう言った。 シン「なるほど・・よくわかりました。でも、オレだってせっかく手にいれたゆたかを手放すなんて愚かなマネはしませんよ。 なにせ、ゆたかのスリーサイズは上からピーピーピー(自主規制)・・。 高校生でこれほどまでの幼児体型・・他にいるわけないんだ・・!絶対にゆたかを手放すわけには・・わけにはッ!!!」 シンの赤い目が極端に血走っている。もはやその目には赤しか色が付いていない。 そうじろう「シン・・。ならばどちらがこの家に残るのか・・・・勝負といこうじゃないか!」 シスコンとロリコン。ついに両者の不毛な戦いが始まろうとしていた。 そうじろう「だが・・勝負といってもオレは争い事は好まん。シン、おまえのような単細胞とは違ってな・・」 シン「言ってくれますね・・。じゃあ、何で勝負するんです?」 そうじろう「うむ、ここは・・・我々以外の人間、こなたとゆたかに・・どちらがこの家に残るに相応しいかを決めてもらう」 シン「へぇ、いいんですか?そんなことしたら、そうじろうさん・・アンタが確実にこの家から消えることになりますけど・・」 そうじろう「・・ええい、黙らっしゃい!!一家の大黒柱が・・居候ごときに負けるかーッ!!」 一触即発。もはや勝負は避けられぬといったその時、やっと・・この人物が発言した。 こなた「はぁ、やっと喋れる・・。とにかくさー、もうこういうの、やめない?」 しかし、こなたの忠告をヒートアップした二人が聞くはずもない。・・こうして戦いの火蓋は切られた。 そうじろう「まずはこなた、おまえから聞こう!!オレとシン、どっちが残るに相応しいと思う?まぁ、勿論オレだろうけどな!」 シン「・・こなた、こんな変態親父・・いい加減、嫌気がさしてたろ。オレを選んでくれないか・・」 ここでこなたは・・バカバカしくなったのか、意外な返答を返した。 こなた「うーん、なんかさ・・もうどっちもいらないや。両方出てってよ」 そうじろう「な・・そ・・そんなッ!こなたッ・・お・・お父さんに出て行けと!!?それにそんな回答じゃ勝負にならないんだよ・・。 っていうか、これはシンと同点ということか!? こなたの中では、シンなどという変態と・・お父さんが同レベルってことなのかァァァッ!!??」 こなた「・・もう黙ってよ・・、おとーさん・・」 だが、痛み分けであるにも関わらず・・その結果を冷静に受け止めたシンは・・やけに余裕のある表情でこう言い放った。 シン「痛みわけってところですか・・、そうじろうさん。これだと、ゆたかの選択で勝負で決まるってことですよね。 じゃあ・・ゆたか。オレかそうじろうさん、どちらかを選ぶんだ・・・」 ゆたか「・・・・・・・・!!」 ここで・・やけに余裕綽々なシンの表情を見たそうじろうは、シンの心の裏を探ることにした。 そうじろう(こ・・ここにきて、シンのこの余裕・・。コイツ・・確信している! ゆーちゃんが確実に自分を選ぶという・・・勝利への揺るぎない自信を持っているッ!! 普段、ゆーちゃんに嫌われるようなことばっかしてるくせに・・・なんだ、シンのこの根拠のない自信は・・??) そしてそうじろうの目論見通り、シンは内心・・勝利を確信していた。 シン(そうじろうさん、悪いですが・・この勝負、オレの勝ちですよ。ゆたかは確実に・・オレを選ぶ。 オレはゆたかを愛している。そしてゆたかもオレのことを愛しているんだ。何も問題はない・・・) それぞれの思惑が交錯する中・・ゆたかが重い口を開いた。 ゆたか「もう・・・もうイヤですッ!!!!」 すると、ゆたかは突然泣き始めた。涙を流しながら・・感情を爆発させる シン「お・・おい。どうしたんだ・・ゆたk」 ゆたか「もうやめてよ!!シンお兄ちゃんはいつも・・{成長を確かめないとな・・}とか言って、変なところばっかり触ってくるし・・、 そうじろうさんだって・・いつも私をジロジロと変な目で見つめてくるんだもん・・! もう、どっちを選ぶとかじゃないの!!!・・・どっちも顔を見るのもイヤなんですッ!! だから・・二人とも、出て行ってくださいッ!・・これでどうしても出て行かないのなら・・ ・・私が・・この家から出て行きます!!!」 そう言って・・・ゆたかは怒りを露わにしながら、シンとそうじろうへの糾弾を叫び終えたのだった。 しかし、ゆたかの魂の叫びも・・この極度の変態に通じることはなかった。 シン「・・ゆたか。それほどまでに・・追い詰められてたなんてな・・。お兄ちゃん・・知らなかったよ」 ゆたか「・・シンお兄ちゃん・・!!反省してくれたの・・?」 シン「うん、とっても反省してるよ。だからオレ、この家を出て行く。でも・・ゆたか、もちろん君も一緒にね」 ゆたか「・・・え?」 シン「オレはホントに反省しなきゃいけないな。ゆたか、君はいつもいつもそうじろうさんの邪魔が入って、オレと愛を育めないことに不満を持ってたんだろ? それが君をここまで追い詰めてたなんて・・!それに気づけなくて、ホントにゴメンな・・。でも、もう大丈夫だ。 これから、誰にも邪魔されない・・オレとゆたかだけの新天地を探しに行こう!さぁ・・おいで・・!」 シンがそう言いながら手を広げ、ゆたかにゆっくりと近づいていく。 ゆたか「きゃ・・こ・・来ないで!!」 そう言って、ゆたかはシンをぶった。しかし・・言わずもがな、逆効果である。 シン「ああ・・なんて痛くて気持ちいいんだ・・!そんな小っちゃい手でぶたれたら・・逆に気持ちよすぎて死にそうだよ・・! それに、その怒ってる顔も・・いい!!実にいい!! さぁ、ゆたか。もっとお兄ちゃんをぶってくれ・・!!!そして、・・罵ってくれよォォォーーッ!!!」 ゆたか「う・・う・・・うわぁぁぁん!!!!(泣)」 こなた「・・ゆーちゃん。妹属性を持ってしまったのが・・最大の不幸だったね・・。 っていうか、シンくんと・・おとーさんの勝負はどうなったの?」 そうじろう「うむ、引き分けだな・・。だが、流石はシンといったところだ。まさかオレと互角に戦うとは・・」 こなた「・・うん。確かにお互いに変態っぷりで互角・・・というか、最近はシンくんのほうが上に思えてきてるんだよね・・。 シンくん・・もう救いようがないって言うかさ・・。 とにかく、シンくん・・・元のシンくんに戻ってくれないかなぁ」 そうじろう「いや、アレがシンの素だよ。それよりこなた、お父さんとスキンシップでも・・」 こなた「・・ムゥ、おとーさん・・ウザイ!!!!」 そうじろう「・・・こなた、それを言うなら・・おとーさんなんて大嫌いって言えーーーッ!!」 こうして、今日も変態二人が暴れまわる泉家であった。 終幕 前 戻る 次
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972 スレ落ち 妹Ver sage 2008/10/31(金) 14 00 48 ID X6wjlrXt お兄ちゃん……明日から当たらしい所に行くんでしょ? あーあ、お兄ちゃんのオチンチンが、私だけのモノじゃなくなっちゃうんだ…… 私ね、最後に思い出が欲しいな。良いでしょ? ふふっ……セックスじゃないよぉ♪ このまま手でイカせてあげるから、私の事を忘れないでね。 ふぇっ? 気にしなくて良いよ。手足を縛ってるのも、お兄ちゃんが暴れない様にしてるだけだから。 だから……だから、さっさとイケよ糞アニキ!! ふっ、んっ!? ははっ……やっとイッたな。妹の手をドロドロのザーメンで汚しやがって、変態だなアニキは? 変態のクセに、俺から離れようとするなんて生意気なんだよ!! まったく、はぁっ……ふぅぅっ、ふんん! あぁ? なにしてるんだって? そんなもん決まってるじゃねーか、見えてるだろ? アニキのザーメンがいっぱい付いた手で、オナニーしてるんだよ♪ もちろんチョー危険日、妊娠確実だな♪ たぶんアニキだけだぜ? 童貞のままパパになるの。 なっ? 一緒に落ちようぜヘ、ン、タ、イ、さん♪
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▼下へジャンプ 【ネトラジ】姉の下着盗んだのがパレた【DJ量産】 714 愛のVIP戦士 07/12/29 22 51 15 ID qwMSmy3I おまいらにとって今年はどんな年だった? 漢字一字で表してくれ 725 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/12/30 10 00 30 ID OGKB8nOL げっへっへwwwwwwwおはよう。 俺の今年は『変』ですな 726 変態劇場 ◆hgPLA6XcyA 07/12/30 10 42 37 ID OGKB8nOL 『変』というと、俺が格闘技始めたり、ただの幼なじみ女の子が恋人に変わったりとか あと食品偽造とか。こいつら『変』すぎだろ!ってwwwww もう駄目だよ・・・。何を信じて食っていいのかワカンネ・・・モラルがモラルが・・・ 大豆とそばとペットボトルのお茶とウナギetcは絶対食わない方がいいとコウのお姉に何かいっぱい教えてもらったな。 そして、北九州復興のために作られた、ある立派な建物が実は姉歯建乳首だったり・・・ INDEX 変態劇場-インデックス PREV 変態劇場-042 NEXT 変態劇場-044 ▲上へジャンプ
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名前: 変態仮面 通称: - よく使われるタグ: - 作品の特徴・傾向 人物・その他の特徴 公開マイリスト nicovideo_mylist エラー ( マイリストURLの取得に失敗しました。正しいURLを入力してください。 ) 動画 関連動画(合わせてみた等) 編集業務連絡 名前 コメント
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澪律編 唯澪憂編 唯澪憂編 2 律澪編 律澪編 2 ※誠に勝手ながらキン肉マンのシーンはカットさせていただきました。 2009/11/10 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1257795110/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 唯澪憂編というか澪唯憂編でもあったな -- (名無しさん) 2012-05-16 10 28 45 まぁ、唯の解釈も分からんでもないww -- (百合を求めて三千里) 2012-05-11 11 52 08 律澪wwwwwwww -- (名無しさん) 2012-01-29 22 21 59 唯「澪ちゃんの変態!!もう今度から澪ちゃんの事『シノ』って呼んでやるんだから!!」 -- (名無しさん) 2012-01-12 19 17 11 澪律編の 唯「ググれ!!」 で吹いたww -- (涙) 2011-12-21 15 46 35 うーん、確かに澪ちゃんってあれだけラブリーな歌詞が書けるんだから、多少なりLOVEな事想像しながら書いてんだろうな… -- (あずキャット) 2011-12-19 20 13 38 ワロタwwww -- (名無しさん) 2011-10-09 04 45 18 律澪編の最後wwwwwww 声だしてわろてしもたwwwww -- (名無しさん) 2011-09-24 11 55 19 マッスルドッキングって聞くとぼーぼぼを思い出してしまうwwwwww -- (名無しさん) 2011-09-16 04 33 06 「ググれ!」っていうの最高だな! -- (ぴ) 2011-05-08 00 46 13
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545 淫獣の群れ(その11):2007/10/23(火) 18 39 30 ID RJT42fGI 可苗がゆっくり腰を上げる。 それまで騎乗位の体勢で密着していた二人の身体が、ごぽごぽ、という音を発して分かたれてゆく。 さっきまで彼女の膣孔深く挿入されていた喜十郎のペニスが、ゆっくり抜かれてゆくに従って、大量に射精された十回分の精液が、音を立ててこぼれ落ちているのだ。 その白い液体は、いまだ寝そべったままの兄の身体に、少し大きめの白い斑点を作ってゆく。 「あっ……!」 彼女は思わず股間に手を当てた。 実の兄に、剥き出しの女陰を見られる羞恥からではない。 愛しい男の精子が、自分の女陰から流出するのを防ぐための、反射的行為だ。 「ああ……こぼれちゃう……折角お兄ちゃんが可苗に出してくれたのに、こぼれちゃうよぉ……」 悪酔いしたように呟きながら、可苗は自分の学習机の一番下の引出し(一般的に、一番容積が大きい引出し)をごそごそと探り、“それ”を取り出した。 「……でも、安心してお兄ちゃん。すぐにこぼれないように、“栓”しちゃいますから……」 それは、喜十郎も何度も“観た”ことはありながら、実際にその目で“見る”のは初めてのプレイ用具。 男根を模した器具を、股布の内外両面に取り付けた黒い下着――ペニスバンド。 「――おい、それ、お前……!?」 喜十郎としても、色々ツッコミたいところがあり過ぎて、もはや眼前の可苗に何と言っていいのか分からなくなっている。 可苗は、その股布の内面に生えた、やや小ぶりな張型を、 「――んんんんっ!!」 と、うめきながら、今日まで“未開の地”だった膣孔に、一気に突っ込んだ。 「んはっ、……これで“栓”が出来ましたよ、お兄ちゃん」 そう歌うように言いながら、ビキニタイプの水着のように、左右の腰でカチリと固定する。 「でも、これはただの“栓”じゃないんです。開通しちゃった可苗の“栓”であると同時に、……お兄ちゃんという極上のワインの栓を開通させるワインセラー……お兄ちゃんのための“栓抜き”でもあるんです」 ――さあ、お兄ちゃん。 彼女の目が、陶酔したように輝く。 ――言ってください。さっきの一言を。 そう、可苗が瞳で訴えかけた瞬間、彼女は気付いた。 喜十郎の目に、さっきまで無かった動揺の光が生じているのを。 546 :淫獣の群れ(その11):2007/10/23(火) 18 40 59 ID RJT42fGI “いもうと”の股間からニョッキリ生えた人工ペニス。その鎌首が自分に向けられる。 その瞬間、喜十郎はその心中に、これまで感じた事の無い恐怖を感じたのだ。 ペニバンを見た瞬間は『ヲイヲイ』というツッコミの対象でしかなかったはずの物体が、その本来の、“他者を凌辱するための擬似男根”という用具として可苗が装備したとき、喜十郎の心中に余裕は消えた。 ――かつて尻をほじられたことは何度となくあった。 最初は怖かったし、若干痛みもあったが、今では厳然たる性感帯として存在している。 指も一本二本どころか、最近では五~六本以上まとめて挿入できるように拡張されてしまった。 しかし、それでも、眼前の――他者の股間から生えた禍々しい“男根”を目の当たりにしたとき、己をこれから思う存分蹂躙せんとする、その器具に反射的な恐怖を抱くのは当然だろう。 これが女性なら『今からお前を強姦してやる』と言われたようなものだからだ。 ましてや、彼は――当然ながら――男だ。 男の本能に、他者の“男根”によって征服される快楽なるものは、普通は存在しない。 いかに、日頃から『嬲られ慣れ』している喜十郎とはいえ、その心底はやはり並みの男と変わらない。つまりペニバンが発する禍々しさは、彼に影響を与えるのには充分だった。 可苗に、そういう喜十郎の心理は分からない。 が、分からずとも、彼が身に纏う空気が変わったのは、敏感に察しがついた。 さっきまでの、 ……かつて目を背け続けてきた“マゾヒスト”としての自分を認めさせられた羞恥心。 ……“ヘンタイ”としての自分を周囲に暴露され、社会的に抹殺されてしまう恐怖感。 さらには、 ……それら全ての負の要素は、眼前の彼女によってのみ救われるという依存心。 可苗が意図的に追い込んだ、その雰囲気が一変してしまっている。 まるで、この家の扉をくぐった当初の、あのガチガチに緊張していた兄のようだ。 (まずいわ。可苗、どっかでミスっちゃったんだ) 547 :淫獣の群れ(その11):2007/10/23(火) 18 42 18 ID RJT42fGI ――まあ、いい。 可苗は聡明な娘だ。 兄の動揺の原因が、己の腰に揺れる張型だとは、彼女はまだ気付いていない。 が、原因はともかく、彼が雰囲気を変えた以上、今までの流れで話を進める危険性を瞬時に嗅いだ。 (それならそれで、話の持ってゆき方を変えればいいだけ) 「――お兄ちゃん、“前立腺”って知ってます?」 「……え?」 「男の人のGスポットみたいなものらしいんですけど」 「……?」 「そこでイっちゃうのって、男の人には、スッゴク気持ちいいらしいんですよ」 (何を言ってるんだコイツは?) 喜十郎は、眼前の“いもうと”が何を意図して発言しているのか、理解できない。 だが……。 「そこで……イカせてあげます」 そう言った瞬間、可苗は、いまだブザマに仰向けになったままの兄の脚を持つと、膝小僧が肩に触れんばかりの角度まで、喜十郎を二つ折りにしていた。 「うわああああっ!?」 「すごぉい! お兄ちゃんの身体、すっごく柔らかぁい!」 れろっ、れろっ、れろれろっ。 「ひぃっ……!」 彼女の舌が、喜十郎のアナルを襲撃する。 ゆっくりと、皺の一本一本を解きほぐすように、その柔らかい武器は兄の肛門をなぞりまくり、いじりまわす。しかしその動きは――これまで彼が経験した、どの肛門責めと比較しても、その差がハッキリ分かるほどに丁寧で、執拗なものだった。 (きっ、きもちいい……!?) 喜十郎は、その舌遣いの繊細さに驚きながらも、一方では半ば、安心感すら感じていた。 ――こいつなら、こいつだったら……オレを壊さないかもしれない。 股間の男根型の凶器に対する畏怖が薄らぐとともに、湧き上がってきたのが、先程の一言。 『スッゴク気持ちいいらしいんですよ』 548 :淫獣の群れ(その11):2007/10/23(火) 18 44 28 ID RJT42fGI (オレは……期待しているのか? さっきまであんなに、寒いくらい怖かったのに……) 「いいんですよ、お兄ちゃん」 そんな喜十郎の自問自答を読み取ったかのように、可苗が囁く。 「お兄ちゃんは、感じたい時に感じてくれればいいんです。誰にも遠慮なんかする必要は無いんです」 「でっ、でも……ひぁぁぁぁっ!!」 「んふふふ……まあ、恥かしいのは分かりますよ。“いもうと”にお尻の穴舐められて、全身びくんびくんケイレンするくらいに感じちゃって……、まるでお魚さんみたい」 「――やっ、やめっ……あああ……そんなこと……いうなぁぁっ!!」 そんな喜十郎の悲鳴は、しかし叫んだそばから無視される。 「でも、お兄ちゃんは大事なことを忘れてますよ?」 そう薄笑いを浮かべつつ、可苗は兄の肛門に指を突き立てた。 「~~~~~~~~っっ!!」 「お兄ちゃんは、痛くて、苦しくて、恥かしいのが大好きな、ヘンタイさんなんですから」 ――ですから、遠慮なく恥かしくなってください。 彼女の唇が、そう動いたように思えた。 なぜ“思えた”のか? 彼の目には、もう何も見えなかったから。 彼の耳には、もう何も聞こえなかったから。 ただ、喜十郎の脳中を支配していたのは、体内に侵入した“いもうと”の、二本の指から与えられる、夢魔のごとき快感だけ。 桜とも春菜とも真理とも深雪とも詩穂とも比奈とも違う、……ぐねぐねとした、その蠢(うごめ)きは、まるで指の形をした触手のようだった。 「ここですね――」 その指先が、くるみ大のざらざらとした器官を捉え、刺激する。 「っっっっっっっっ!!」 瞬間、胃液が逆流すほどのエクスタシー。 その無理やり捻じ曲げられた背骨が、逆に反り返るほどの快感。 しかし可苗は、それでも彼を解放しない。 まるでブリッジのような体勢で、全身の力を振り絞ってもがく兄の裸体を、上から彼女自身の全身を預ける事で押さえると、そのまま彼の耳朶に唇を寄せた。 「お兄ちゃんの前立腺、ぱんぱんに肥大してますよ」 「いつもいつも、お家でお尻をイタズラされてる証拠ですね?」 「毎日毎日お尻で感じさせられて……普通の男の人なら絶対にありえないですよ。ほんと、お兄ちゃんはいやらしいんだから……」 「でも――」 そのまま可苗は、渾身の愛情を込めた口付けを、兄に送る。 「そんないやらしい、ヘンタイさんのお兄ちゃんが、可苗は大好きなんです。ですから、もっともっとお兄ちゃんの感じてる、……ヘンタイ的な顔を可苗に見せてください」 549 :淫獣の群れ(その11):2007/10/23(火) 18 46 12 ID RJT42fGI そうだ。 感じていいんだ。 喘いでいいんだ。 恥かしくてもいいんだ。 だって、オレはヘンタイだから。 恥かしくて感じる、ヘンタイだから。 その瞬間、屈辱は消えた。恐怖も消えた。その他あらゆる雑念が消えた。 喜十郎の中には、ただひたすらに快楽を求めようとする、純粋なまでの欲望が残った。 「――して、ください……」 「え?」 「オレ――ぼくのお尻の“処女”を奪って下さい……」 ほろりほろりと大粒の涙をこぼし、魂からしぼりだすように喜十郎は、願いの言葉を口にする。 その瞬間、 「――わかりました」 可苗のリミッターもまた、 「奪ってあげます」 完全に外れた。 ずぼぉっ!! 「かはぁぁぁっっ!!」 可苗の腰の張型が、正常位の体勢で喜十郎のアナルに押し当てられた、その次の刹那には、“それ”は根元まで彼の体内を侵略していた。 「――ひゃうあっっっ……ふっひひぃぃぃっ……ぁぁぁっ!!」 ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! ずぽっ! 白目を剥き出しにして、一切の理性を剥奪された表情で喘ぐ喜十郎。 ――いかに彼を日常的に弄ぶ本家の“妹”たちといえど、ここまで快楽に溺れた“兄”の貌(かお)は見たことがあるまい。まさしく百年の恋も覚め果てるであろう間抜け面で、彼は無残に喘ぎまくる。 そんな兄をAV男優顔負けのストロークで、兄を凌辱する実の妹。 そして、そのまま彼の腰を固定していた自分の両手を、そろそろ、そろそろと移動させてゆく。 未だ斑状内出血が生々しい、兄の首へ。 ――おにいちゃん。……かなえが、もっともっと、きもちよくしてあげます……!! ――だから、 ――おにいちゃんも、かなえをきもちよくさせてください……!! 550 :淫獣の群れ(その11):2007/10/23(火) 18 47 48 ID RJT42fGI ぴんぽ~~ん。ぴんぽ~~ん。ぴんぽ~~ん。ぴんぽ~~ん。ぴんぽ~~ん。ぴんぽ~~ん。 「はいは~~い」 重い鉄のドアの向こうから聞こえる、明るい声。――それが、不安と苛立ちでささくれだった桜の神経を、いっそう逆撫でにする。 がちゃ、がちゃがちゃ、――かちん。 「――はい、どな……あれ、桜ちゃん?」 チェーンロックをかけたまま、細めに開いたドアの向こうから、キッチンのいい匂いと共に、三ヶ月ぶりに会う可苗の、いかにもご機嫌な美貌が垣間見えた。 「可苗ちゃん、お兄様は来てる?」 久闊を叙する挨拶などカケラも無い。ドアの隙間に足を突っ込み、仏頂面の桜はイキナリ口を開く。 さすがの可苗も、その剣幕にはたじろいでしまう。 「ちょっと、……どうしたんですイキナリ? お兄ちゃんに何かあったんですか?」 「いいからっ! お兄様は居るの!? 居ないの!?」 「――待って下さい。いま、チェーン開けますから」 「そんなことはいいから訊かれた事に答えなさいっ!!」 「桜ちゃん、少しは落ち着いてくださいっ」 「あんまり騒ぎ過ぎると、まずいですわよっ」 口々にそう言いながら、春菜と真理が、怒り狂う長姉を取り押さえる。 いくら従姉妹同士とはいえ、他人の家の玄関先でこんなやりとりをしていたら、流石にまずい。下手をすれば、団地の隣人に警察を呼ばれかねない。 桜とて、それくらいの理性は残っていた。家に入れてくれると言うなら、大人しく従った方がいいに決まっている。少なくとも誰に聞かれるかもしれない、こんな玄関先でつかみ合いを起こすよりは。 「うん……分かった。――ごめんなさい可苗ちゃん、いきなり大騒ぎしちゃって……」 桜は、先程までのヒステリーが嘘のように、しおらしく従姉妹に詫びた。 「いいんですよ、可苗は気にしてません。……で、お兄ちゃんなら」 ロックが外れた。 「お兄ちゃんならウチに居ますけど……取り合えず入ってください」